記録簿 給食施設 検食 法令根拠あり

検食簿(Excel・無料)

「検食」は学校給食衛生管理基準では摂食30分前の確認行為、大量調理施設衛生管理マニュアルでは保存食の保存を指す。別物なのでシートを分け、どちらの基準に従うかを選べる形にしてある。

更新日 2026-08-19 / 説明・記入シート・記入例・保存食・保存食(記入例)・A4印刷用

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何の帳票ですか

大量調理施設衛生管理マニュアルは同一メニューを1回300食以上または1日750食以上を提供する調理施設に適用。学校給食は学校給食衛生管理基準による。

法令根拠と保存年数

根拠大量調理施設衛生管理マニュアル(平成9年3月24日衛食第85号別添)
学校給食衛生管理基準(文部科学省告示第64号)
保存年数検食(保存食)は-20℃以下で2週間以上。マニュアルが求める各種の記録は1年間保管
起算日採取日
期限学校給食の検食は児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行う

条文の確認:2026-08-18 大量調理施設衛生管理マニュアル(mhlw.go.jp 0000168026.pdf)Ⅱ-2(3)検食の保存=原材料及び調理済み食品を食品ごとに50g程度ずつ清潔な容器に入れ密封し-20℃以下で2週間以上保存。原材料は洗浄・殺菌等を行わず購入した状態、調理済み食品は配膳後の状態。適用は同一メニュー1回300食以上又は1日750食以上。各種記録は1年間保管/学校給食衛生管理基準(文科省告示第64号)検食=あらかじめ責任者を定め摂食開始時間の30分前までに行い、異物混入・加熱冷却処理・異味異臭・一食分の量を確認、時間と検食者の意見を記録

確認先 保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。

記載する項目

検食(学校給食衛生管理基準)と保存食(大量調理施設衛生管理マニュアルの「検食の保存」)はまったく別の行為なので、シートを分ける。原材料は洗浄・殺菌等を行わず購入した状態で、調理済み食品は配膳後の状態で保存するという条件まで欄に持たせる。

  • 【検食(学校給食基準)】実施日
  • 【検食】献立名
  • 【検食】検食を行った時刻(摂食開始の30分前まで)
  • 【検食】検食者名(あらかじめ定めた責任者)
  • 【検食】人体に有害と思われる異物の混入の有無
  • 【検食】加熱及び冷却処理が適切に行われているか
  • 【検食】異味・異臭その他の異常の有無
  • 【検食】一食分としてそれぞれの食品の量が適当か
  • 【検食】検食者の意見
  • 【検食】異常があった場合の措置(給食の中止・共同調理場への連絡)
  • 【保存食(大量調理マニュアル)】採取日
  • 【保存食】品目(原材料/調理済み食品の別)
  • 【保存食】採取量(50g程度)
  • 【保存食】採取時刻
  • 【保存食】採取者
  • 【保存食】保存温度(-20℃以下)
  • 【保存食】保存期間の満了日(2週間以上)
  • 【保存食】原材料は購入した状態か/調理済み食品は配膳後の状態か
  • 【保存食】廃棄日・廃棄者

ファイルの中身

形式Excel(.xlsx) 31KB
シート説明 / 記入シート / 記入例 / 保存食 / 保存食(記入例) / A4印刷用
更新日2026-08-19

使い方

  1. 「検食」という言葉は2つの基準で別のものを指します。このブックはシートを分けてあります。
  2. 「記入シート」=学校給食衛生管理基準の検食。責任者が摂食開始の30分前までに実際に食べて確認する行為です。E列に30分前かどうかの判定が出ます。
  3. 「保存食」シート=大量調理施設衛生管理マニュアルの「検食の保存」。一般に保存食と呼ばれるものです。50g程度・-20℃以下・2週間以上を自動で判定します。
  4. 保存食の原材料は「洗浄・殺菌等を行わず購入した状態」、調理済み食品は「配膳後の状態」で採取します。F列がその組み合わせを確認しています。
  5. 検食の確認項目は4つ(異物・加熱冷却・異味異臭・量)です。「異常なし」だけでは、どれを見たか示せません。
  6. 異常があったときは給食を中止し、共同調理場の受配校は速やかに共同調理場へ連絡します。L列に措置を残してください。

よくある不備

  • 「検食」と「保存食」を同じものだと思っている。大量調理施設衛生管理マニュアルの「検食の保存」は保存食のことで、学校給食衛生管理基準の「検食」は摂食前の確認行為
  • 学校給食で検食を摂食開始の30分前までに行っていない(異常があっても給食を止められない)
  • 保存食の原材料を洗浄・下処理した後の状態で採取している(購入した状態で採取する)
  • 調理済み食品を配膳前の状態で採取している(配膳後の状態で保存する)
  • 採取量が50g程度に届いていない/保存が2週間未満で廃棄されている
  • 検食者の意見が「異常なし」だけで、4つの確認項目のどれを見たか分からない
  • 異常があったときの措置(給食の中止、共同調理場への連絡)が記録されていない

この帳票を見る人と、確認されること

場面保健所の立入検査、食中毒発生時の原因調査、施設内の衛生管理
読み手保健所の食品衛生監視員/施設長・栄養士/(事故時)調査機関

最初に見られるところ

  • 検食が喫食前に行われているか
  • 保存食が要件どおり採取・保存されているか
  • 異常があった日の対応

矛盾を疑われるところ

  • 検食時刻が提供時刻より後になっている
  • 献立表にあるメニューが検食簿に無い
  • 「異常なし」だけで所見欄が全日同一

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