台帳
工場・製造
測定機器 校正管理台帳(Excel・無料)
校正の期限管理と証明書の所在を1枚にまとめた台帳。校正の実施記録そのものは点検板側で扱う。
更新日 2026-08-19 / 説明・記入シート・記入例・A4印刷用
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何の帳票ですか
ノギス・マイクロメータ・温度計・圧力計など、製品の合否判定に使う測定機器。指示書セクション7の「校正管理台帳=管理板/校正の実施記録=点検板」の切り分けに従う。
法令根拠と保存年数
| 根拠 | 法令上の作成義務はありません。実務上の管理表です。 |
|---|---|
| 保存年数 | —(法令上の義務はない。ISO9001の認証を受けている場合は自社の文書管理規程による) |
| 起算日 | — |
| 期限 | — |
条文の確認:2026-08-18 ISO9001:2015 の該当箇条は 7.1.5 監視及び測定のための資源(7.1.5.2 測定のトレーサビリティ)
確認先
保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。
記載する項目
この様式には次の項目が入っています。不要な列は削除して構いません。
- 管理番号
- 機器名・型式
- メーカー・製造番号
- 設置場所・管理部署
- 測定範囲・精度
- 校正周期
- 前回校正日
- 次回校正期限(自動計算)
- 残日数
- 校正方法(外部委託/社内)
- 校正機関名
- 校正証明書の番号・保管場所
- 判定(合格/調整/廃棄)
Excel画面のプレビュー
「記入例」シートの内容です。実際のファイルから取り出しています。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理番号 | 機器名 | 型式 | メーカー | 製造番号 | 設置場所・管理部署 | 測定範囲 | 精度・許容差 |
| 2 | ||||||||
| 3 | M-001 | デジタルノギス | CD-15APX | ミツトヨ | 19012345 | 第1製造課 | 0〜150mm | ±0.02mm |
| 4 | M-002 | マイクロメータ | MDC-25MX | ミツトヨ | 20034567 | 第1製造課 | 0〜25mm | ±0.002mm |
| 5 | M-010 | デジタル温度計 | TX-1002 | 横河 | 21005678 | 塗装乾燥炉 | -50〜1200℃ | ±1.0℃ |
| 6 | M-901 | 標準温度計(基準器) | TS-9000 | 横河 | 18009012 | 品証室 | -50〜1200℃ | ±0.1℃ |
| 7 | M-020 | 簡易照度計 | LX-100 | — | 22001234 | 事務所 | 0〜20000lx | ±5% |
| 8 | ||||||||
| 9 |
説明記入シート記入例A4印刷用
ファイルの中身
| 形式 | Excel(.xlsx) 25KB |
|---|---|
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用 |
| 更新日 | 2026-08-19 |
使い方
- 前回校正日と校正周期を入れると、次回校正期限・残日数・判定が自動で出ます。期限切れは赤、30日以内は「要手配」と出ます。
- I列で「合否判定に使用するか」を分けます。参考用の計器まで全部台帳に載せると運用が回りません。管理対象を絞ってください。
- 社内校正をする機器は、Q列に基準器の管理番号を書きます。基準器そのものの校正が管理されていないのが、よくある不備です。記入例では M-010 の基準器を M-901 として登録しています。
- 校正証明書の番号と保管場所を必ず書いてください(R列・S列)。審査のたびに探す時間がなくなります。
- 期限切れの機器で測定していたことが分かったら、その機器で測った製品の範囲を遡って調査します。U列が「未実施」のままだと赤くなります。
よくある不備
- 校正証明書がどこにあるか台帳に書いておらず、審査のたびに探している
- 校正周期を切らした機器で測った製品の範囲(さかのぼり調査)を決めていない
- 社内校正の基準器そのものの校正が管理されていない
- 合否判定に使わない参考用の計器まで台帳に載せ、運用が回らなくなっている
この帳票を見る人と、確認されること
| 場面 | ISO9001の審査、顧客の工程監査、測定値を疑われたとき |
|---|---|
| 読み手 | 審査員/顧客の品質担当/自社の品質保証・製造 |
最初に見られるところ
- 合否判定に使う機器が校正期限内か
- 校正証明書がすぐ出せるか
- 社内校正の場合、基準器の校正がされているか
- 期限切れの機器で測った製品の範囲を特定できるか
矛盾を疑われるところ
- 前回校正日+周期と次回期限が合わない
- 校正証明書番号が空欄のまま合格になっている
- 廃棄した機器が現役として残っている