記録簿
運送・物流
法令根拠あり
拘束時間管理表(Excel・無料)
1年3,300時間・1か月284時間・1日13時間(最大15時間)・休息期間は継続11時間を基本とし9時間を下限とする。連続運転4時間と中断30分もあわせて判定し、超過を自動で色分けする。
更新日 2026-08-19 / 説明・記入シート・記入例・A4印刷用
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ご回答は、次に作る様式を決める材料にしています。
何の帳票ですか
トラック運転者の拘束時間・休息期間。上限に近づいたら色で警告する。
法令根拠と保存年数
| 根拠 | 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示。2024年4月改正) |
|---|---|
| 保存年数 | —(改善基準告示に保存年数の定めはない。労働基準法上の記録として管理する) |
| 起算日 | — |
| 期限 | — |
条文の確認:2026-08-18 厚生労働省 自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト(driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/truck/notice)。1年3,300/協定3,400(年6か月)、1か月284/協定310(年6か月)・284超は連続3か月まで、1日13時間・最大15時間・14時間超は週2回までが目安、休息継続11時間基本/9時間下限、運転時間2日平均9時間・2週平均44時間、連続運転4時間・中断は1回おおむね10分以上かつ合計30分以上、長距離特例16時間/休息8時間(週2回)
確認先
保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。
記載する項目
この様式には次の項目が入っています。不要な列は削除して構いません。
- 運転者氏名
- 日ごとの始業・終業時刻
- 1日の拘束時間
- 休息期間
- 連続運転時間と中断(1回おおむね10分以上・合計30分以上)
- 1日の運転時間(2日平均で9時間以内)
- 1週の運転時間(2週平均で44時間以内)
- 1か月の拘束時間累計
- 1年の拘束時間累計
- 14時間を超えた回数(週2回までが目安)
Excel画面のプレビュー
「記入例」シートの内容です。実際のファイルから取り出しています。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日 | 曜 | 始業 時刻 | 終業 時刻 | 拘束時間 (h) | 13h超 | 14h超 (週2回まで) | 15h超 (上限超過) |
| 2 | ||||||||
| 3 | 1 | 土 | 0.3125 | 0.8333 | ||||
| 4 | 2 | 日 | ||||||
| 5 | 3 | 月 | 0.2917 | 0.8542 | ||||
| 6 | 4 | 火 | 0.2708 | 0.9167 | ||||
| 7 | 5 | 水 | 0.2917 | 0.8333 | ||||
| 8 | ||||||||
| 9 | ||||||||
説明記入シート記入例A4印刷用
ファイルの中身
| 形式 | Excel(.xlsx) 29KB |
|---|---|
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用 |
| 更新日 | 2026-08-19 |
使い方
- 始業時刻と終業時刻を入れると、拘束時間・休息期間・各判定が自動で出ます。日をまたぐ勤務にも対応しています。
- 「週2回まで」の目安が掛かるのは14時間を超える回数です。15時間ではありません(15時間は上限そのもの)。G列で数えてください。
- 休息期間は継続11時間以上が基本で、継続9時間を下回ってはいけません。9時間を切ると「違反」、9〜11時間は「下限未満」と出ます。9時間ちょうどの常態化は避けてください。
- 連続運転は4時間以内、中断は1回おおむね10分以上かつ合計30分以上です。合計30分だけを見て、1回10分未満に細切れにすると要件を満たしません。
- 月累計が284時間を超えると赤くなります。284時間を超えられるのは労使協定がある場合で、連続3か月までです。
- 年間の上限は3,300時間(労使協定があれば3,400時間・年6か月まで)です。ヘッダーの「前月までの年間累計」に前月末の値を入れて管理してください。
- 長距離運行の特例(1日16時間・休息継続8時間、いずれも週2回まで)を使う場合は、要件を満たしているか別途確認してください。この表の判定は原則の値で動いています。
よくある不備
- 「週2回まで」を15時間の回数だと思っている。目安が置かれているのは14時間を超える回数
- 休息期間の下限9時間を常態化させている(基本は継続11時間以上)
- 1か月284時間を超える月が連続4か月以上になっている(連続3か月まで)
- 1年3,300時間の累計を年度末まで集計していない
- 連続運転の中断を「合計30分」だけで見て、1回おおむね10分以上という条件を満たしていない
- 長距離運行の特例(16時間・休息8時間)を、要件を確認しないまま常用している
この帳票を見る人と、確認されること
| 場面 | 巡回指導(項目18)、労働基準監督署の臨検、荷主との改善協議 |
|---|---|
| 読み手 | 労働基準監督官/巡回指導員/運行管理者/荷主(荷待ち時間の協議) |
最初に見られるところ
- 1日13時間・最大15時間を超えていないか
- 14時間超が週2回を超えていないか
- 休息期間が継続9時間を下回っていないか
- 1か月284時間・1年3,300時間の累計
- 284時間超が連続3か月を超えていないか
矛盾を疑われるところ
- 拘束時間の合計と賃金台帳の労働時間が合わない
- 運行記録計の記録より短い拘束時間になっている
- 休息期間が9時間ちょうどの日が常態化している